子供が生まれた時をきっかけに、保険などを見直すこともあると思います。子供の保険を調べてみると、学資保険以外にも色々とあることを知り、ビックリしました。子供にも医療保険があります。心配性なパパなもんで、「やっぱり入った方がいいかなー」と考え込んでしまいます。そのため、本当に必要かどうか、色々とまとめてみました。
目次
子供の保険の種類
子供に必要な保険の種類としては、大まかに分けると以下になります。
- 学資保険
- 医療保険
- 個人賠償責任保険
では1つずつみていきましょう。
学資保険
まず、学資保険ですね。
これは結構知っている方は多いのではないでしょうか。
子供の教育資金の確保を目的とした保険です。
基本的な保障内容は他の生命保険と同じ場合が多いですね。
毎月決まった金額を払い、子供の入学のタイミングや満期になったら払った額の総額よりも少し多くお金がもらえます。
これを教育費に当てるというわけです。
子供は小学校・中学校・高校・大学と単純に16年間も、教育費が必要に。
全て公立や国立などに進学してくれれば、教育費が安くて済みます。
しかし、中々そんなわけにはいきません。
私立に行けば更にお金がかかりますし、小学校から私立だとなおさら。
こういった教育費にかかる分のお金を少しでも増やすためにも、学資保険は必要です。
単純に貯金するよりもメリットはあります。
学資保険のメリット
- 普通預金よりも金利が良い
- 毎月強制的に引き落とされる
- 税金の控除も受けられる
- その他の保障もつけられる
- 子供の入学や満期時に祝い金・満期給付金として受け取れる
しかし、メリットがあればデメリットもあります。
学資保険のデメリット
- 換金性が低い
- 保障の内容によっては元本割れしてしまう
- 途中解約での元本割れの可能性
- 保険会社倒産
満期など、ある時期になるまでお金は使えないため、そこは注意が必要です。
特約などで、医療保障などをつけることができますが、あまりたくさんつけすぎると満期でもらえるお金が少なくなってしまいます。
場合によっては元本割れしてしまう可能性も。
わからない場合は保険相談所に行って、自分達に合ったものを決めましょう。
保険相談したいけど、忙しくて中々行けない方はこの記事をご参照下さい!
保険の加入時期
保険の加入時期は様々ですが、お子さんが生まれてすぐに加入される方が多いです。
その次が妊娠中ですね。
我が家は妊娠中に学資保険に加入しました。
子供が生まれてからだと、色々と忙しいと思ったためです。
事実、出産後は中々忙しくて保険相談所に行く余裕もあまりありません。
赤ちゃんを連れて行くと、中々大変ですからね。
保険相談所は場所によって授乳室や子供の遊び場もあります。
でも出来れば2人でしっかりと保険について話し合いたいですよね。
出産前に学資保険は決めておくことをお勧めします。
基本的に学資保険は貯蓄性を重視します。
その他の保障を充実させることも出来ますが、そのような事態にならないと意味がないですし、他に生命保険などに入っていれば大丈夫。
ただ、学資保険の元本割れには注意が必要です。
なるべく返戻率の高い保険商品を選びましょう。
しかし、自分で探すのはとても大変です。
そういう時は保険相談所に行くのも一つの手です。
医療保険
次に医療保険ですね。
大人の医療保険は知っていましたが、子供まで医療保険があるとは思いませんでした。
なぜかというと子供医療費助成制度があるからです。
子供はよく風邪を引いたりしてしょっちゅう病院にはお世話になりますからね。
この制度は助かります。
しかし、自治体によって、年齢の上限が違いますので引っ越しなどされる方は注意しましょう。
話を戻しますが、子供の医療保険は基本的には大人の医療保険と内容は似ています。
怪我や事故、入院、手術などに対応しています。
入院1日〇〇円、手術1回につき〇〇円などとお金が支払われます。
子供の医療保険は学資保険の特約としてつけることも可能です。
加入できる年齢
加入できる年齢は0歳〜18歳までが主流です。
18歳以降は一般的な保障内容に更新され、保険料も変化します。
医療保険に加入した時点での保障内容で、保険料は18歳まで変化しないものが多いです。
しかし、商品によっては保険料が変化するものもありますので、要注意です。
保険料
保険料は平均的に1,000円前後です。年間だと12,000円ですね。
大人の医療保険と比較すると全然安いですね。
この年間12,000円は安いか高いかは人によって捉え方が違うと思います。
子供が大けがをして入院したりすることは、あまり多くはありませんからね。
私も整形外科のクリニックのリハビリで勤務していますが、入院するほどの怪我はあまり多くはありません。
クリニックに来た理由としても捻挫やいわゆる成長痛などで、運動は制限する事はあるけれど、日常生活は普通に送れる場合が多いです。
また、15歳未満の人口に対する入院患者数をみてみると、年によって多少変化はありますが100人あたり0.2人前後です。
確率としてはとても低いですね。
そして、子供医療費助成制度もあります。
個人的にはあまり必要性は感じません。
しかし、生活パターンというのも人それぞれですので、しっかり考えて決めた方が良いと思います。
迷ったら保険相談所ですね。
なんども保険相談所を勧めていますが、我が家はここに行って保険を色々と決めました。
なぜかというと、調べれば調べるほどその量が増えていくからです。
情報量が溢れかえり、結局何がいいのかわからなくなってしまいます。
更にパパは疑り深い性格で本当にこれでいいのか、何か裏があるのではないか、と心配で心配で益々決まらなくなるんです。
こういう時はいっそのこそ専門家に任せよう、ということで、保険相談所に行って来ました。
保険相談所は無理に商品を勧めて来たりせず、電話もかかってこないため、本当に自分に合った保険商品を決められる場所であると思います。
個人賠償責任保険
これは、子供が他人に怪我をさせたり、他人の物を壊してしまった時などを保証してくれる保険です。
ただ、この保険は自動車保険など、他の保険の特約でついていることがあります。
パパも自動車保険の特約で、保険相談所のファイナンシャルプランナーの方に説明されたため、自動車保険に特約でつけました。
個人的にこの個人賠償責任保険はあった方が良いと思います。
子供は結構わんぱくですからね。
スポーツ中や友達と遊んでいる時など、結構無理をすることが多いと思います。
また、デパートに行った時に高価な物を壊してしまい、損害賠償を要求された時もこの保険で対応できます。
店にもよりますが、結構狭い通路の脇にガラス製品など、破れやすいものが陳列してあるお店などもありますよね。
その近くを小さい子供が元気に動き回っているのをみると、少し冷や汗ものです。
ちなみにこの個人賠償責任保険ですが、色々な保険の特約などでつけることができます。
たまに複数の保険で重複して特約として付けている場合もあるので、注意が必要です。
個人賠償責任保険は複数入っていても、支払われるのは1件なので重複してないかチェックが必要です。
実際、この保険もつけなくても特に困らないものではあります。
滅多にあることではありません。
しかし、いざこの保険を使うようなことがあると、損害賠償などの金額は跳ね上がってしまうことが多いのではないかと思います。
まあ、心配性の私としては必要かなと思いました。
最後に
個人的には学資保険と個人賠償責任保険は必要だと思います。
そして、子供が自転車に乗るようになったら、自転車保険には入った方が良いと思います。
意外に自転車の事故は多いです。
私は比較的交通量が多い地域に住んでいますが、結構自転車や自動車などのヒヤリハットが多いです。
特に自転車に乗っている学生などは、周囲を見てない場合が多いですからね。
私もそうでしたが、学生の頃はあまり気にしませんでしたが、自動車を運転するようになってから、自転車って自動車にとって結構危ない存在なんだな、と思いました。
もちろん全員がそうという訳ではありませんが、やはり自転車を危険な運転される方は多いと思います。
自転車事故は車だけでなく、人や自転車同士でも事故を起こすことが多いです。
高額な損害賠償を求められた事件などをニュースで見たことがあります。
子供に正しいルールで運転してもらう事は当たり前ですが、やはりいざという時の保険は大事だと思います。
今回紹介した、学資保険、医療保険、個人賠償責任保険もそうですが、人によって必要に感じる割合は違うと思います。
ここは家族でしっかり話し合い、わからなければ専門家に話を聞きに行く必要があると思います。
自分たち家族のためにも、自分たちにあった最適な保険を見つけましょう!