コストコで一度は見た事があるロティサリーチキン。美味しそうだけど、解体方法が難しそうですよね?我が家はコストコへ行くたびについつい買ってしまうのですが、意外にも解体方法は単純。そこで今回はそれなりにロティサリーチキンの解体経験がある(5,6回ですが)私がロティサリーチキンの解体方法を紹介させて頂きます。
目次
コストコのロティサリーチキンを好きになった理由
我が家はたまにコストコへ行きます。
基本的にシャンプーやリンス、トイレのお掃除関係などの生活用品を中心に購入しています。
そして、デリコーナーの美味しい食べ物ですね。
ホットドッグにソーダやピザなどジャンクなフードだらけで、危険な匂いが満載です。
たまに行く程度なので、ホットドッグはよく食べます。
ホットドッグにかける玉ねぎのみじん切りがあるんですが、私はそれが大好きなんです。
玉ねぎを入れ過ぎてガブリつく時にこぼしてしまい、ママに注意されてしまうことも。
コストコは誘惑が色々と多いんですよね。
そして、我が家にとってどうしても外せない商品があるんです。
それがロティサリーチキンであります。
つまり鳥の丸焼きですね。
クリスマスに似合いそうな料理です。
初めてコストコへ行った時は、「美味しそうだけど、どうせ高いんだろうなー」と思っていました。
そして、値段を見てみると「え!1000円以下なの!?」と驚いた事を今でも覚えています。
想像よりも安かったんで買いたい衝動がますますアップしたんです。[H30.3.25時点で699円(税込)]
とりあえず、解体方法も知らないのに勢いで買ってしまったのです。
そして、帰宅してから解体方法を検索して実践することに。
それからというもの、雑誌やyoutubeなど、色々とチェックして腕を磨いていきました。
最初は中々上手く出来ませんでしたが、結構楽しかったです。
それ以来、ロティサリーチキンの虜になってしまいました。
ロティサリーチキンの歴史
今回は買ってきた商品の中で一番好きな、ロティサリーチキンの解体を実践します。
これがまた難しそうに思えますよね!?
しかし、手順と切り込みを入れるポイントさえ押さえれば、意外とスムーズに解体できるんです。
では、いよいよロティサリーチキンの解体をしてみたいと思いますが、まずは歴史から紹介させて頂きます。
こちらが、今回いただくことになるロティサリーチキンです。
こんなのがクリスマスにあったら最高ですね。
日本ではよくクリスマスにチキンですが、アメリカなどでは七面鳥が有名です。
まあ、鳥には違いありませんが。
そもそも、なぜクリスマスにチキンなんでしょうか?
クリスマスはイエス・キリストの誕生日ですね。
キリスト教の方達はイエス・キリストの誕生日にご馳走を用意して、お祝いや感謝をする風習があります。
その時に定番として出てくるのが、七面鳥のローストです。
元々は豚や羊を食べていたそうですよ。
なぜ七面鳥になったのかというと、それはアメリカの開拓時代の話になります。
開拓者達は豚や羊などの家畜を飼って、食べる事が難しい環境にいたのです。
その代わりとして、アメリカに沢山いた七面鳥を食べることになりました。
それ以降は、アメリカでお祝いの時は七面鳥のローストを食べることになりました。
日本にもクリスマスの文化が伝わってきた時、七面鳥は日本で入手することは困難でした。
その代わりに、通常のチキンをローストして食べるという事が一般的になってきたのです。
日本では丸焼きでなくても、ケンタッキーフライドチキンが良く食べられてますね。
以上が、ロティサリーチキンの歴史についてでした。
しかし、パパはこういう食べ物のルーツを知ると、余計に食欲が増すタイプです。
ロティサリーチキン解体手順
さあ、お腹が減ってきました。
ではロティサリーチキンの解体に移りたいと思います。
紐を外す
まず両脚の先っぽが紐で結んでありますので、これを外しましょう。
この紐は手羽の方まで続いていますので、注意して下さい。
途中で紐が切れると、どこにあるのか分からなくなる事があります。
紐を外す時はゆっくりと、場所を確認しながら行って下さいね。
モモを切り離す
ではモモの解体に移ります。
モモは画像のように包丁を入れて、関節部分を切り離すようにします。
関節部分を見つけるのが少し難しいですが、関節部分に包丁が入ればしっかり切り離せるので大丈夫です。
逆に切り離せない場合は、骨に対して包丁を入れている事になるので、少し方向や部位を変えてみて下さい。
少し足を掴んで外側に引き離そうとするとわかりやすいです。
この要領で、反対側のモモも切り離していきます。
こんな感じで切り離せれば、大丈夫です。
このような形のチキンはスーパーとかで、よく見かけますね。
手羽を切り離す
次に手羽を切り離します。
手羽を細かく見ていくと、手羽元と手羽先に分かれます。
手羽元は体に近い部分で、先っぽの部分が手羽先です。
手羽先が人間でいう肘から先の部分で、手羽元は上腕部分というところですかね。
包丁は手羽元と体を繋ぐ関節に入れていきます。
少し見つけづらいかもしれませんが、手羽元を少し開くように持ち上げると、関節が見つけやすいです。
こんな感じで反対側の手羽も切り離していきます。
モモと手羽を切り離すと、こんな感じになります。
胸肉の辺りが少しハート形に見えますね。
そして次は胸肉とササミの番になります。
胸肉を切り離す
ここから先はモモや手羽よりも、比較的切り離しやすいです。
まず、胸肉の中心に包丁を入れていきます。
しっかり、上から下まで包丁を入れます。
次に包丁の切れ目に、両手の指を突っ込みます。
ここは指で少しずつ胸肉を外していきましょう。
意外にキレイに外せると思います。
ササミを切り離す
胸肉を外すとこんな形になります。
よくスーパーで見かけるササミの形のまんまですね。
ここは包丁でも構いませんし、指を突っ込んで外してもいいと思います。
今回は包丁を入れていきます。ここは簡単に外しやすいです。
はい、ほぼ解体完了しました。
なぜほぼかというと、実は裏側にまだお肉がついているんです。
この画像はロティサリーチキン(ほぼ骨と細かい肉)を逆さまにした状態です。
少し分かりづらいかもしれませんが、裏面にはお肉がたくさん付いているんです。
指の方が取り外しやすいです。
こういうところが一番美味しく感じるんですよね。
今回はこれだけ取れました。
最後に
解体した肉を合わせるとこんな感じになります。
上がササミで、左が胸肉で、右が手羽になります。
真ん中は骨の部分です。
今までで一番キレイにできました。
ロティサリーチキンを解体していると、細かい肉片がたまに落ちたりしますが、これを食べながら解体するのも中々いいもんです。
この肉の量であれば、食事2回分にはなります。
もし皆さんもコストコへ行ったら、ぜひロティサリーチキンを試してみてください。
ご自身で解体してから食べると、更に美味しく感じますよ。