コンパクトSUVとして名乗りを上げたトヨタC-HR。
デザインはカッコいいですが、後部座席や後方視界の狭さがネックになっているという話もあります。
特にお子さんがいてC-HRの購入を考えている方にとって、後部座席の広さや快適性はとても気になるもの。
そこで今回は、C-HRにチャイルドシートを乗せながら生活している私が、実際の感想や使い勝手を紹介していきます。
C-HRでもチャイルドシートは乗せられる
C-HRはコンセプトカーの時から注目しており、「実際にこんなのが発売されたら、欲しいなー。」とずっと思っていました。
そして2016年12月、その思いが実現し、C-HRが発売されることになったのです。
この時の嬉しさはたまらないものでした。
C-HRが発売されてから2回ほど試乗し、よくネットで比較されているヴェゼルも試乗しました。
私個人の感想として、
C-HRは見た目がカッコいい、内装もカッコいい、しかし後ろは狭そう。
ヴェゼルは見た目は普通ですが、後部座席はC-HRより広いです。
エンジンなどについては問題ないと思います。
よくネット上では、
加速性能が弱いとか、
デザインだけじゃない?
とか色々な意見もありますが、
レースをするわけでもないですし、坂道で加速できないわけでもないので、
C-HRは普通に生活する分には全く問題ないと思います。
以前はヴィッツに乗っていたので、ヴィッツよりは加速力はあります(笑)
さてC-HRの内装サイズですが、
- 室内長 1800mm
- 室内幅 1455mm
- 室内高 1210mm
となります。
コンパクトSUVの中でCX-3とかヴェゼルとかと比較されますが、
やっぱりC-HRはその中でも狭い方でした。
チャイルドシートを乗せるし、大丈夫かな?
と思いましたが、
試乗の時にママと色々検証していると、
ママが、「意外と大丈夫そうかも」と行ってくれました。
C-HRの後部座席は窓が小さく、景色が見づらいです。
しかし、ママはいつも携帯見てますし、
ママ「そもそも、そんなに窓から景色を楽しむことなんてないよ。」
との事でしたので、ママ的に大丈夫との事でした。
あと私の感想ですが、意外にも後部座席はゆったり包まれる感じがあって、
乗ってるうちにそんなに狭くないかも、と思えてきました。
ちなみに私は身長182cm、体重78kgです!
そして、2017年3月にママの許可を得て、見事に契約しました。
チャイルドシートを実際に付けてみた
我が家ではApricaのクルリラ プレミアムというチャイルドシートを使用しています。
普段は左後部座席に装着しており、運転席からもチラッと見やすい位置にしてあります。
ISOFIXなので、装着はとても簡単でした。
写真だとこんな感じです。
これはチャイルドシートを一番寝かした状態にしてあります。
一番寝かした状態だと、回転するのに一番幅を取りますので、
今回はこれに合わせて色々検証してみました。
次にドア側からの写真です。
この写真を見ると一見、スペースはありそうに見えますが、注意点として1つ。
天井部分が後方にいくにつれて低くなっており、チャイルドシートに乗せるときに頭をぶつけやすいので注意が必要なんです。
C-HRの唯一のデメリットかもしれません。
そして、チャイルドシートを180度回転した状態です。
前の助手席とはギリギリの所で調整してあります。
ギリギリというか軽くチャイルドシートと前のシートが擦れる程度です。
ちなみに、ドアを閉めた状態だと、チャイルドシートは隣の座席(ママ側)に90度完全に回転できません!
後部のドアとチャイルドシートが当たってしまうからです。
まあ、基本的には走行中に前か後ろ向きにしないと危ないですからね!
特に支障はありません。
次はチャイルドシートが回転できるギリギリの所まで、助手席を後方にずらした状態です。
パパの体格(身長182cm、体重78kg)からすると座れます。
膝前も少しだけ余裕があります。
写真だとこんな感じで、個人的な感想としては問題なく座れます。
ただし、この状態だと足を組むことは出来ませんので、注意が必要です。
実際に乗ってみて−少し不自由な点がある−
今の所、助手席や後部座席の狭さは気になりません。
ただ、先程も述べたように後部座席の上の枠が後ろにいくにつれて低くなっていきます。
赤ちゃんをチャイルドシートに乗せる時や下ろす時に頭をぶつけやすいので注意が必要です!
親ならまだいいですが(痛いけど)、赤ちゃんにぶつかったら大変なことに。
これは大丈夫そうで、意外とたまにやってしまうので注意が必要です。
後はチャイルドシートと関係ないのですが、荷物があまり乗らないのがちょっと気になるところ。
ちなみにベビーカーを乗せるとこんな感じになります。
横からだとこんな感じです。
ご覧の通り、とても場所をとります。
他に荷物を乗せるとしたら、隙間に突っ込むしかありません。
なので、ベビーカーは車でお出かけするときは持って行きません。
抱っこ紐か、お店のベビーカートを使用します。
我が子はベビーカートに乗るとギャン泣きするので、ほぼ抱っこ紐です。
ちなみに余談ですが、スーパーに買い物へ行った時、後ろに荷物を乗せると、
揺れで倒れたりすることがありますよね。
それの対策としてコストコにこんなものが売ってました。
このカゴに入れておくと大きさによりますが、
大抵スーパーの袋は収まります。
これなら商品がバラバラになったりするリスクは減ります。
折りたたむとこんな感じです。
必要ない時でも、あまり場所をとりません。
チャイルドシートを使用して1年経過の感想
子供も大きくなり、1歳になった時の感想を紹介させて頂きます。
現在のところ、特に問題なく使用できています。
ただ、1年以上使用して感じたデメリットとしては
- 子供を乗せたり降ろしたりは少し大変(頭部に注意・ドアをある程度開く必要あり)
- 後部座席から見える景色は狭い
- 荷物はあまり載らないので工夫が必要
C-HRはスライドドアではなく、後部座席も天井が少し低くなるので、乗せづらいのは我慢するしかありません。
後部座席からの景色は少ししか見えませんが、見えないわけでもないのでママの反応次第かと思います。
荷物は相変わらず載りません。
ただ、荷物に関しては工夫次第でなんとかやっていくことは出来ます。
基本的に実家に帰る時などは、極力荷物を減らしていきますし、ベビーカーは持って帰らないため特に困りません。
子供が1人であればなんとかC-HRでやっていくことは出来ます。
しかし、もしお子さん2人目を考えている方は要注意。
個人的に子供が2人になったらとても窮屈だと思います。
私はもし2人目の子供が出来た時は、車をミニバンに買い換える予定です。
流石に子供2人は狭いかな、と思いました。
まあ、1人目の子供がある程度大きくなって助手席に座れるくらいなら問題ありませんが。
ただある程度お子さんが大きくなると、ドアを勢いよく開けて隣の車にドンっとキズをつけてしまうリスクもあります。
その時は、できればスライドドアのある車の方が安心かもしれませんね。
最後に
ここまでC-HRとチャイルドシートについて書いてきましたが、やはりお子さんのいる家庭には少し使いづらいかもしれません。
しかし、C-HRで生活できないわけではありません。
実際に我が家は問題なく生活できています。
恐らくこのC-HRに興味を示している方はパパさんが多いと思われますので、購入についてはママさんとしっかりと話し合う事が重要ですね。
C-HRで子育てライフを送るには注意点が3つ。
- お子さんをチャイルドシートに乗せる時少し大変(実際にディーラーで体験できるといいと思います)
- 載せる荷物に工夫が必要
- 後部座席が少し窮屈な点をママさんが気にしない
この3つをクリアできればC-HRで子育てライフを送る事ができますよ。
そして最後に、
C-HRはデザインもカッコイイですが、少し割高な感じがあります。
実際、私もC-HRを購入検討中に思いました。
現在所有している車を下取りに出すのであれば、できるだけ高い額をつけてもらいたいものです。
しかし、ディーラーは中古車業者よりも下取り額が安いというもの。
平均10~20万円程の差がディーラーと中古車業者にはあると言われています。
その分手続きなどはスムーズにいきますが、やはり少しでも下取り額は高い方がいいですよね。
ディーラーに下取り額をつけてもらう前に、中古車業者に一度無料査定を頼むのも良いかと思います。
C-HR関連の記事は他にもあります。
こちらの記事もご参照下さい!