ちょっと息抜きに旅行へ行っていますか?忙しさを忘れ、たまにはストレスフリーな時間を過ごしたいものですよね。しかし、赤ちゃんを連れていくとなると、色々と気を遣う事が増えてしまいます。そこで、今回はウェルカムベビーの宿「阿しか里」に宿泊してきて子育て世代の方に、とてもオススメだったので紹介していきます。
懐石旅庵「阿しか里」とは?
阿しか里は湯河原にある日本旅館です。
湯河原は温泉地としても有名ですね。
日本最古の和歌集である「万葉集」にも出てくる温泉場でもあります。
阿しか里は万葉集にも出てきた温泉場名「あしがり」が由来なんです。
創業約80年と歴史ある旅館ですね。
阿しか里の部屋数は全部で18室あり、和室13室、和洋室5室となります。
5部屋ある和洋室にはなんと露天風呂がついています。
他の部屋には露天風呂はついていませんが、部屋には備え付けのお風呂とシャワーはついています。
そして、大浴場もあるので普通のお部屋でも特に困りません。
阿しか里内は建物が迷路のように、少し入り組んだ構造となっています。
お部屋に館内マップがあるので、それを持っていけば大丈夫です。
ただ、お部屋によっては大浴場から少し離れてしまうことも。
しかし、そこまでかけ離れた距離ではないので、問題ないかと思います。
ちなみに私達が宿泊したのは「八雲」というお部屋で、階段を降りればすぐに大浴場があるという場所でした。
阿しか里を選んだ理由
我が家には1歳の息子がいるため、当分旅行には行けないと思っていました。
しかし、調べてみると意外にも「ウェルカムベビーのお宿」というものがあったのです。
ウェルカムベビーのお宿とは、ミキハウス子育て総研株式会社が2008年より開始したプロジェクトの一環です。
この会社の認定基準(全100項目中70項目以上)を満たせば「ウェルカムベビーのお宿」「ウェルカムベビーの施設」と認定され、施設側はそれを名乗る事ができるんです。
認定されたということは設備や接客、サービスメニューなど様々な項目が、赤ちゃんが一緒に宿泊しても対応できるという証ですね。
阿しか里は、この「ウェルカムベビーのお宿」に認定されています。
日々の子育てに追われるママ・パパがリフレッシュするためには、オススメのお宿というわけです。
赤ちゃん用のプランにはファーストバースデープランや温泉旅行初デビュープランなど、様々なプランがあるんです。
マタニティープランもあるので、妊婦さんも安心ですね。
プランによって内容は少し違いますが、共通する点を紹介します。
- ベビーチェアやキッズチェアの貸出
- オムツ用ゴミ箱用意
- 子供用の食器貸出
- お尻拭き用意
- 赤ちゃん用シャンプー・ボディーソープ用意
- 調乳ポット貸出可
- 子供用の食事(有料)
- 子供用の白いご飯のみ無料
- 赤ちゃん用簡易お昼寝布団貸出可(通常の布団は有料)
- お部屋食(朝・夕)
- 大浴場に子供用の椅子
時期によっては変更になる部分もあると思いますので、旅行代理店か直接阿しか里に聞いてみると確実です。
我が家としてはお尻拭きや、オムツ用のゴミ箱が用意されていたのは助かりました。
食事も白いご飯のみ無料で出してくれるとの事です。
他にも旅館のスタッフが子供慣れしているので、人懐っこい我が子が近づいて行っても構ってくれました。
ちなみに我が家はJTBを通して阿しか里の予約をしました。
理由はJTBの方がウェルカムベビーのお宿について詳しく書いており、専用の冊子もあったからです。
JTBのHPからも是非確認してみて下さいね。
阿しか里の紹介
では阿しか里の内部を紹介していきますね。
ロビー・フロント
フロントはこのような感じになっています。
入り口の目の前が駐車場なのですが、スタッフさんがすぐに出てきてくれて駐車の誘導をしてくれました。
もちろん、ありがたいことに荷物もすぐにお部屋に運んで頂き助かりました。
ロビーはこんな感じで、阿しか里の庭を眺めながら少し休憩しつつ、チェックインをします。
お部屋数も少ないせいか、ロビーがお客さんでガヤガヤしていませんでした。
とても静かで落ち着きのある空間で良かったです。
ちなみに阿しか里のお庭は散歩する事ができます。
私達も庭に行こうかと思ったのですが、なんせ7月の下旬で暑い暑い!
今回は眺めるだけにしました。
待っている間、水やコーヒーなど自由に飲む事ができます。
梅ジュースなるものを初めて頂きましたが、ドライブで疲れた体にとても効いた感じがして、美味しかったです。
お土産も色々と販売していました。
ここでは恐らく地元の工芸品と思われるものが、たくさん置いてありました。
ちなみに息子は、その中のカスタネットを気に入ったみたいでした(買いませんでしたが、、、)
お部屋に行く途中に食品のお土産コーナーもありましたよ。
色々な種類のハチミツが置いてあったのが印象的でした。
廊下の途中になんとこんなにたくさんのワインがお出迎え!
旅館で大量のワインを目にすることはそうそうありません。
美味しそうだな〜、でも高いんだろうな〜と思いつつ通り過ぎました!
大浴場
阿しか里の大浴場は、定期的に男女の浴場が入れ替わります。
恐らく露天風呂が片方にしかないためだと思われます。
チェックイン当日は露天風呂がない方でしたので、翌朝に露天風呂に入りました。
脱衣所はそんなに広くありませんでしたが、落ち着いた雰囲気で貸切状態でした。
やはり、少人数制の旅館だと他の宿泊客とあまり会わないところが良いですね。
浴場はこんな感じです。
こちらは露天風呂がない方です。
一般的な作りになっていました。
やはりウェルカムベビーのお宿のせいか、赤ちゃん用のイスが置いてありました。
でも雰囲気的にあまり使われていないような気がします。
恐らく赤ちゃんを連れて来た方達は、お部屋に備え付けのお風呂に入る人が多いのだと思います。
脱衣所にはレモンが浮んだ氷水がおいてありました。
こういう気遣いはとても嬉しいです。
なんと脱衣所を出た所にも冷たい飲み物が!
こちらは冷たい麦茶でした。
ちなみに次の日の朝、朝風呂を出た後に見てみると、なんとヤクルトが置いてありました。
朝風呂後の冷たいヤクルトは初めての体験でしたが、とても美味しく頂きました!
ちょうどお風呂を出た所に、池がよく見える場所がありました。
コイが泳いでいて、なんとも風情のある景色でした。
この池がよく見える場所が、クーラーのよく当たる場所でして、とてもいい気持ちで庭を眺める事ができます。
最後に
今回は主にフロント・ロビーと大浴場の紹介となりました。
今回は利用しませんでしたが、図書室のようなエリアとashikari SPA 白檀というマッサージなどが受けられる場所もあります。
とても落ち着いた雰囲気で、スタッフの対応も良く子供がいても気持ちよく過ごす事ができました。
阿しか里の紹介記事第二弾ではお部屋と食事の内容を紹介しています。
食事は季節により変化しますが、参考にして頂ければと思います。
「阿しか里に赤ちゃん連れて泊まってみた②!お部屋も料理も絶品です!」
宿泊プランの確認はこちらからどうぞ。我が家はJTBで予約しました。