育児って結構ストレスが溜まりますよね。ただ子供が嫌いな訳ではありません。子供は可愛いし、パパも、ママも息子の事はとても大好きです。ですが、嫌な事辛い事は少なからず経験すると思います。特に我が家のように子育てが初めてだと、余計にストレスは溜まってしまうんです。
子育てでストレスが溜まる原因
子育中に夫婦間で喧嘩になった事はありますか?
パパはあります。
子供が生まれて9ヶ月経ちますが、その間に3,4回ありました。
これは多いのか少ないのか分かりませんが、少なくとも出産前と比較すると多くなりました。
喧嘩後に落ち着いて話し合いをしてみると、パパとママがお互いの行動や言動に不満を持っている事がわかりました。
ママの不満
- 子供が遊んで欲しい時にパパが遊んでくれない。
- パパが家事を手伝ってくれない。
- パパが物を中々片付けない。
- パパが自分の時間が欲しいという。
- パパが育児をしているつもりでいる。
パパの不満
- パパ的に子育てを手伝っているつもりなのに、手伝っていないと言われる。
- ママの口調が強くなった。
- パパも日中遊んでいる訳では無いのに、少しでも自分の時間を作ると文句を言われる。
- 何か意見の食い違いがあると、すぐに子育てを手伝っていないくせにと言われる。
これらを冷静にみてみると、なんとまあお互いの意見が食い違っていること。
これじゃあ喧嘩になりますね。
お互いのストレスが溜まりまくっております。
パパは育児を手伝っているつもりなのに、ママは手伝っていないと言う。
この言葉はよく耳にします。
でもなんでこんなことになってしまうのでしょうか?
ストレスが溜まる原因はいくつもあると思いますが、だいたい以下の事が挙げられるのではないでしょうか。
- 自分の時間がない。
- お互いの会話が減った。
- ストレスを発散する機会が減った。
- 周囲との交流が少ない。
- 達成感がない。
子育てをするようになれば、当然自分達の時間も減ります。
お出掛けするのにも子供の準備に時間がかかるし、お出掛けから帰宅後も子供が元気だったら、ゆっくり出来ません。
ママとパパのお互いの話も回数が減り、話をしたとしても子供に関する話が大半。
遊びに行くことも以前より制限されますし、家にいても中々落ち着けないです。
また、ママに多いと思いますが周囲との交流が減った事もストレスが溜まる原因の一つでしょう。
幸い我が家のママは、職場にほぼ同時期に妊婦になった友人がおり、頻繁に連絡をとっているため孤独感によるストレスは少ないようです。
このように、子育てにより精神的に余裕が無くなります。
そうするとパートナーのちょっとした行いに過敏に反応するようになり、以前は見逃していたちょっとした事で喧嘩になってしまうのです。
こういう時こそ、お互いに話し合う事が重要です。
今現在、お互いがどのような考えでいるのかを確認する必要があります。
人間は万能ではないため、ある程度の妥協は必要だと思いますが、どこをどう妥協するのかをはっきりさせないと前に進みません。
ただ、話し合いはお互いを平等な立場で開始しましょう。
ママは昼間は育児、パパは昼間は仕事をしています。
逆の場合もあると思いますが、お互い日中遊んでいる訳ではないのです。
詳しくはこちらもご参照ください。
育児ストレスの本当の原因とは
ママは子育てでストレスやイライラ、不安、孤独感などのネガティブ感情を抱きやすいと思います。
そして、その原因を子供やパートナー又は自分にあると思い込みがちです。
ところが、原因は案外別の所にあったりします。
実は母親は出産後に深い孤独や不安を感じるようになっています。
「エストロゲン」という女性ホルモンをご存知でしょうか?
妊娠した女性では胎児のためにエストロゲンが増加しますが、出産後にこのエストロゲンが減少します。
このエストロゲンの減少により、脳はより強い孤独感や不安を感じやすくなるのです。
ちなみに約7割のママが育児で孤独感を感じています。
20年前と比較するととても大きな割合です。
やはり核家族化が進んだ事も影響しています。
20年前だとご近所の繋がりがあったり、親と一緒に住んでる割合も多かったため、1人で子育てをする事は少なかったと思えます。
現在はご近所との繋がりってほぼないですよね。
親と一緒に住んでいる家族も減ってきています。
相談できる友人もいないとなるとますます孤独感が増しますね。
また、日本人は欧米と比較して仕事時間が長く、男性の場合なかなか子供と触れ合えない事も影響します。
この女性の出産後のホルモンバランスの変化と、現代の核家族化や仕事の影響を踏まえると、育児ストレスは以前よりも感じる方は多くなっていると考えらえます。
- 出産を境にママは不安や孤独感を感じやすくなる。
- 育児などで忙しくて自分の時間が取れないため、ストレスを発散する機会が減る。
- 核家族化などで頼れる人が少なく、より孤独感を感じてストレスになる。
- お互いの会話が減ると、ちょっとした事で相手に不信感をもつ。
- 夫婦喧嘩勃発。
どうしたらいいんでしょうか?
おそらく育児でのストレスをゼロにすることは難しいでしょう。
ただ、そのストレスを減らす方法はいくつかあります。
子育てストレス解消法
ストレス解消法も複数の方法で試してみると良いです。
孤独感をぶっ飛ばす
ホルモンバランスの影響や日中1人での育児などで、孤独感は強くなります。
この孤独感をぶっ飛ばすためには、誰かと繋がることです。
例えば我が家の場合ですが、ママの職場の友人がほぼ同時期に出産したため、毎日Lineで連絡を取り合っています。
同じ悩みを分かち合える友人がいる事は、孤独感に大ダメージを与えられます。
あとは実家に住んでいる、または近所に頼れる親がいると精神的に余裕が出来ます。
育児を経験している親がいるのは精神的に安心できますからね。
これも孤独感をぶっ飛ばしてくれるでしょう。
実家が離れている場合、定期的に帰るなどをして環境を変えるのも良いでしょう。
我が家の場合、お互いの実家は近くて、現在住んでいるアパートからは90分程車を走らせれば着きます。
パパはドライブが好きなので、これくらいの運転は問題ないです。
しかし、近所に親もいないし頼れる友人が少ない、そういう時はブログで人とと交流するのも手です。
私もブログを書いていて思ったのですが、結構交流できるもんです。
相手に顔を晒さなくても大丈夫ですからね。
ちなみにパパの場合、ブログの方が思ったことをズバズバ書けます。
ブログを書いたり、コメントを送る事に気が引けてもチャレンジしてみて下さい。
案外、自分が想像もしなかったことをやりだすと意外にハマるものですよ。
自分の時間を作って孤独感を忘れる
日中、子供が寝ている時であればその間に自分の時間を作りましょう。
しかし、夜間の場合はお互いのパートナーと協力しないと出来ません。
そのためにはしっかり、家族会議を開いてお互いの思っている事をぶちまけて下さい。
冷静にです。
そして、今後どうしていくかを決めて行きましょう。
詳細はこちらをご参照ください
家庭によっては、子供が寝た後にパパが家で待機して、ママは1人でカフェに行くという所もあります。
我が家は子供が寝た後に、ママは夜散歩に行きます。
近くにコンビニがあるのですが、そこへ行き好きな物を買ってきます。
毎日ではないですが、外出する機会が多いとママはストレスが減ります。
実は家にこもりっきりて意外とストレスになるんです。
お子さんを連れてお出かけするのも大変だとは思いますが、ショッピングモールでもなんでもいいので、1日1回は外出した方が良いでしょう。
達成感を味わう
子育てに関する目標を立てましょう。
なんでもいいです。
そして、その目標を達成したらみんなでお祝いしましょう。
子供が寝返りができるようになったらお祝いしよう。
子供がつかまり立ちをできるようになったらお祝いしよう。
など、子供の成長に関する出来事の方が良いかもしれません。
また、ブログやツイッターにそれを報告する人もいます。
何かしらの子供の成長をブログに書くと、自分も嬉しいですし共感してくれる人も嬉しくなります。
このように、子育ても見方を変えると結構楽しい部分もあると思います。
最後に
ストレスを減らすことも大事ですが、反対にワクワクな事や楽しく思える事を増やすのも良いです。
ただ一番大事なのは本当に孤独にならない事です。
頻繁に連絡できる人を作りましょう。
実際の友人でもネット上だけの関係の人でもいいです。
人間は自分の話に共感してもらえると、とても嬉しいものです。
人と人との繋がりが無くなってしまうほど恐ろしいものはありません。
他にもストレスを溜めすぎない方法を以下の記事でも紹介していますので、ご参照ください↓
子供のためにも、ストレスで押しつぶされそうな自分を見られないようにしましょう。
子供は敏感でそういうのは分かりますからね。