離乳食を開始して2,3ヶ月。ママやパパ、そして赤ちゃんも少し慣れてきた頃だと思います。離乳食のメニューも増えてきて、調理をする側はとっても大変。それもそのはず、この時期は色々な味や食感を体験させてあげる時期なのです。ママやパパも大変だけど、赤ちゃんが色々な食材を食べられるようになってくるのは、成長の証であり、とても嬉しいことですね。
目次
7,8ヶ月頃の離乳食の基本
この頃の離乳食の回数は5,6ヶ月と同じ、1日2回です。
以前よりも舌を上手に使えるようになってきます。
舌を上手く動かし、食べ物を上あごに押しつぶして飲み込む練習をします。
この頃は食物の水分量を減らし、柔らかい粒状の物が増えてくる頃。
また、栄養のバランスも、少しずつ考えて行く必要があります。
炭水化物・ビタミン・ミネラル・タンパク質などを考慮しましょう。
これらの栄養素の中から1つずつ選んで、バランスの良い離乳食にしましょう。
赤ちゃんが食事を嫌いにならないように、積極的に声かけをして、食事の楽しさを伝えていきましょう。
7,8ヶ月における離乳食開始のサイン
離乳食開始のサインは以下の通りです。
- 自分から口を開けて食べる。
- 少し食事に積極的になる。
- 口を閉じて飲み込みが上手になる。
5,6ヶ月頃の離乳食はまだ慣れていないため、離乳食に積極的ではない場合もあります。
しかし、回数をこなせば赤ちゃんも慣れてきます。
赤ちゃんに離乳食を近づけると、口を開けて食べようとする動作が少しずつ増えてきます。
ちなみに息子は、食べ物として認識していたかどうかは分かりませんが、5,6ヶ月から積極的に離乳食を、口に入れようとしてました。笑
あと赤ちゃんの飲み込みが、上手になってくる時期でもあります。
5,6ヶ月頃は口の周りが、離乳食まみれになることが多かったのではないでしょうか?
我が家もそうでした。
せっかく口に離乳食を含んでも、また口からこぼれてしまったり、口に含んだ水をダラーっと出したりと、毎回悲惨な事が起きていました。
しかし、7ヶ月頃になると、口から離乳食がこぼれる回数が減りました。
赤ちゃんの成長の証ですね。
ただ、相変わらず口周りは離乳食だらけにはなりますが。
栄養バランスと献立はどうする?
生後7,8ヶ月では、いろいろな味や食感を体験させてあげる事が重要です。
炭水化物源、ビタミン・ミネラル源、タンパク質源が、バランス良く含まれるような献立にしましょう。
この頃から主食・主菜・副菜の組み合わせを意識すると、献立は組みやすくなります。
色々な食材にチャレンジしましょう。
特定の食材を食べさせることを遅らせると、アレルギーになる確率が高くなります。
食物アレルギーの予防としては、以下の事が挙げられます・
- 特定の食材の食べ始めを遅くしないこと
- 肌を綺麗に保つこと
ただ、肌を綺麗に保つといっても、過剰になってはいけません。
除菌にこだわり過ぎて、体を守る菌も除菌してしまうと、赤ちゃんにとっては逆効果です。
なんでも程々が一番です。
また、この時期は赤ちゃんがおっぱい・ミルクを飲む量と、離乳食を食べる割合にも変化が生じてきます。
- おっぱいやミルク:90~70%
- 離乳食 :10~30%
5,6ヶ月よりも、離乳食を食べる量を増やしていきます。
しかし、まだおっぱいやミルクは必要な時期です。
おっぱいやミルクは、欲しがるだけあげましょう。
息子の場合、7ヶ月頃から急に離乳食を食べない日が増えました。
1つの食品を一口しか、食べない時も。
それでも、毎日離乳食は食べさせようと、努力をしてきました。
授乳から離乳食までの時間を、工夫したりもしました。
授乳後2,3時間後に離乳食を食べさせるのが、一般的な事が多く、我が家もそうしてい他のです。
しかし、2,3時間後だと空腹すぎて、離乳食よりもおっぱいを欲しがります。
そのため、空腹すぎない授乳後1時間後に離乳食をあげると、食べてくれるようになりました。
このように、ちょっとした工夫で赤ちゃんが食べてくれる事があります。
もし、離乳食を中々食べてくれないようでしたら、食事の時間やメニュー、声かけなど色々試してみて下さい。
しかし、嫌がる赤ちゃんには無理やりに、離乳食を与えないように注意しましょう。
離乳食を食べるスケジュール
離乳食の回数は1日2回で、午前中と夕方の授乳時間に与えるのが、一般的です。
しかし、1回目から3~4時間空ければ、2回目の離乳食は昼頃でも大丈夫です。
しかし、2回目は遅くても19時は過ぎないようにしましょう。
我が家では1回目の離乳食は8~10時で、2回目は16~18時の間に食べさせます。
あまり時間を細かく決め過ぎずに、何時から何時の間に行う、と余裕を持ったスケジュールを立てましょう。
離乳食を食べる時の姿勢
この時期はおすわりが少しずつ、安定してきている時期だと思います。
基本的にベビーラックなどに座らせて、食べさせましょう。
赤ちゃんによっては姿勢が崩れたりしますので、背中にタオルを入れたり、リクライニングを調整したりしましょう。
ちなみにですが実家に帰省する際、ベビーラックを持ち帰るのは一苦労です。
我が家は折りたたみ式のベビーチェアを持ち帰っています。
よければこちらもご参照下さい。
この頃の離乳食の食べさせ方
ポイントは赤ちゃんの下唇にスプーンを乗せて、赤ちゃんが自分で食べるのを待ちます。
口元のモグモグ動作を、しっかり確認しましょう。
スプーンに乗せる量は1/3です。
あとモグモグとか美味しいーとかの声かけも重要です。
楽しい雰囲気作りが一番大事です。
ちなみに息子の場合ですが、
今回はリンゴとニンジンのプチダノンを用意しました。
息子はプチダノンが好きなんです。
息子の正面にプチダノンを持っていくと、息子が標的をロックオンします。
下唇にスプーンを当てる前に、息子の方から食いついてきます。
はい、ご馳走様でした。ヽ(´∀`)ノ
最後に
7ヶ月ではこれが出来たら目標達成。
- 絹ごし豆腐くらいの柔らかさの食べ物を、口をモグモグ動かして食べられる。
- 離乳食に食いつくような、食べたい意欲を見せる。
- 鳥ささみや納豆など、色々な種類のタンパク質にチャレンジしてみる。
8ヶ月ではこれが出来たら目標達成。
- 離乳食を口に含んで、モグモグ左右に動かす。
- 食べ物に手を伸ばして掴もうとする。
- 小さめな角切りサイズの野菜が食べられる。
これが、必ず出来ていなければいけない訳ではありません。
例えできなくても、焦らずに毎日離乳食をあげて、スキンシップをしっかり取りましょう。
それが赤ちゃんにとって、一番必要なのです。